六篇法国とは? ROPPEN-六篇-の世界観と用語

『ROPPEN-六篇-』の舞台は、日本のすぐそばにありながら、日本とはまったく違うルールで動く国「六篇法国」です。 国のしくみと、物語の軸になる殺し合い「教王戦」のルールを知っておくと、誰が何のために戦っているのかがぐっとわかりやすくなります。

六篇法国はどんな国か

六篇法国は、山口県の西にある「六篇島」にあるとされる、日本から独立した独裁国家です。 武の神「六護神」を崇める宗教国家で、国の頂点には「教王」が立ちます。 作品タイトルの『ROPPEN(ろっぺん)』は、この「六篇」の読みです。

この国には独自の暦「六篇島歴」があり、物語が始まる2023年は六篇島歴145年にあたります。 日本の目と鼻の先にありながら、宗教と力が支配するまったく別の国――その近さと遠さが、この作品の独特な緊張感を生んでいます。

国のしくみ

教王

六篇法国の国家元首で、宗教国家の頂点に立つ存在です。現在の教王は、第9代の藤間朱花です。

御六家

教王の位を継ぐ資格を持つ六つの家です。主人公シフの藤間家や、教王戦を持ち出した葉山家もそのひとつです。

枢軸卿

国の中枢を担う六人です。教王を退けるには、枢軸卿全員の賛成が必要とされています。 言いかえると、ふつうの手段で教王を交代させるのはとても難しい。そこで持ち出されるのが「教王戦」です。

教王戦のルール

教王戦は、枢軸卿だけが使える切り札です。流れは次のとおりです。

  1. STEP 1六人の枢軸卿が、それぞれ自分の代表者を一人ずつ選ぶ
  2. STEP 2選ばれた六人の代表者が、互いに殺し合う
  3. STEP 3最後まで勝ち残った代表者を出した枢軸卿が、新しい教王になる

代表者に選ばれたのは、いずれも常識外れの殺し屋たち。 物語の始まりでは、枢軸卿の一人・葉山和美が、いまの教王を退けるためにこの教王戦を持ち出し、伝説の殺し屋・藤間シフに参加を依頼します。 代表者どうしの戦いは一対一とは限らず、誰と組み、誰を先に狙うかという駆け引きも描かれます。

代表者たちの顔ぶれは登場人物まとめの「殺し屋たち」で紹介しています。

軍備の拡大と日本との緊張

いまの教王・藤間朱花は、5年前に教王になってから「日本に国を飲み込まれる」危険を訴えてきました。 すべての子どもに適性検査を受けさせ、才能のある子を僧兵團に入れることを義務づけたのもその一環です。

その結果、六篇法国の軍備は大きく膨らみ、日本政府も警戒を強めています。 葉山和美が教王を退けようとするのも、この軍備拡大が日本との争いにつながることを恐れているためです。

用語集

六篇法国
物語の舞台となる独裁国家。山口県の西にある六篇島にあり、日本から独立しているという設定。
六篇島
六篇法国がある島。単行本の紹介文では、国のことを「六篇島」と呼ぶ場面もある。
六篇島歴
六篇法国の暦。物語が始まる2023年は、六篇島歴145年にあたる。
六護神/六神教
六篇法国で崇められている武の神が「六護神」。その信仰は「六神教」と呼ばれる。
教王
六篇法国の国家元首。宗教国家の頂点に立つ。現在の教王は第9代の藤間朱花。
御六家
教王の位を継ぐ資格を持つ六つの家。藤間家や葉山家などがある。
枢軸卿
国の中枢を担う六人。教王を退けるには、枢軸卿全員の賛成が必要とされる。
教王戦
枢軸卿だけが使える切り札。六人の枢軸卿が選んだ代表者が殺し合い、勝ち残った代表者を出した枢軸卿が新しい教王になる。
代表者
教王戦に出る、枢軸卿が選んだ戦い手。主人公のシフをはじめ、殺し屋たちが選ばれている。
僧兵/僧兵團
六篇法国の兵。現在の教王のもとで、才能のある子どもが僧兵團に入れられるようになった。
領(教王領・葉山領・三橋領など)
国内の各勢力が治める土地。物語では、それぞれの領地が戦いの舞台にもなる。
殺し屋殺し
主人公・藤間シフの通り名。日本で殺し屋を狩る男として知られている。
第二の目
シフが持つ特殊な視覚。視野の中心を二つ持ち、死角がない。
内閣情報調査室
日本の政府機関。シフの同行人となる田中早紀が所属している。実在する組織。

ネタバレを含む用語

「拡張兵士」を見る(第3巻以降の内容を含みます)

人体改造手術を受けた兵士。教王戦に出る「最強の軍人」佐和田太一の正体にかかわる言葉。

「藤間朱花篇」を見る(第9巻以降の内容を含みます)

第9巻から始まる物語の区切り。教王・藤間朱花をめぐる戦いが描かれる。

「バァトル一族」を見る(第11巻以降の内容を含みます)

須磨竜二郎がクーデターの戦力として使う一族。六神教の信者を滅ぼすために動く。

現実との関係

六篇島と六篇法国は、作品のために作られた架空の島と国です。実際の山口県の西に、このような国はありません。 一方で、田中早紀が所属する内閣情報調査室は、実在する日本の政府機関です。 現実の日本地図のすぐ隣に架空の独裁国家を置くことで、物語に生々しい手触りが生まれています。

出典:小学館の単行本紹介文(全巻リストから各巻のページへ)、マンガペディア「ROPPEN-六篇-」(最終確認日:)

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