東独にいた 登場人物まとめ

『東独にいた』は、国家を守る超人部隊〈MSG〉と、国家に抗う反政府組織〈フライハイト〉という二つの陣営の人々が織りなす群像劇です。 その真ん中に、立場の違うアナベルとユキロウの恋があります。

二つの陣営

MSG(多目的戦闘群)
国家の主導で身体改造を受けた兵士たちによる、東ドイツの非正規の特殊部隊。常人離れした速さで敵を倒し、ビルからビルへ跳び移り、爆発の中からも生還するほどの身体能力を持つ。テロリストの殲滅を目的としている。
フライハイト
東ドイツの体制に抗う反政府組織。1970年代に生まれ、ベルリンの本部と全国14県の支部からなる。構成員は400〜800人ほどとされ、戦闘部隊や情報部を持ち、軍に匹敵する戦力があるといわれる。リーダーは「フレンダー」と呼ばれている。

超人部隊〈MSG〉と東ドイツ側の人物

アナベル・フォードール(あなべる・ふぉーどーる)

物語の中心となる女性。東ドイツの超人部隊〈MSG〉に所属する女性軍人で、作中では「アナ」とも呼ばれる。

古本屋の青年ユキロウに想いを寄せていて、彼に会うときは軍服から普段着に着替えている。

甘いものが好きで、ジャムをスプーンでそのまま食べてしまうほど。

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育ての親を反政府組織フライハイトのテロで失い、そのリーダー「フレンダー」を強く憎むようになる。

クロード

MSGの男性軍人で、アナベルの幼なじみ。アナベルの育ての親とも顔なじみ。

短気だが、本人は自分を我慢強いと思っている。

一度すれ違っただけの人の顔も覚えている、ずば抜けた記憶力の持ち主。同じ部隊のイーダとは犬猿の仲。

イシドロ・ガルシア(いしどろ・がるしあ)

MSGの中年の男性軍人で、心理学者でもある。

行動心理学を使って捕虜から情報を引き出すやり方をとり、拷問には反対している。

左目のまわりに大きな傷があり、左目は見えていない。

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アナベルの嘘を見抜き、独自に調べを進める。その捜査が、ユキロウの逮捕へとつながっていく。

イーダ

MSGの女性軍人。筋肉質な体つきが特徴。エッポとともにレバノンに派遣されていた。クロードとは犬猿の仲。

エッポ

MSGの男性軍人。左右で大きさの違う垂れ目が特徴。

部隊の議事録係で、会議の内容をタイプライターで記録している。頭の回転が速い。

口が悪く、クロードとイーダに失礼なあだ名をつけては痛い目にあっている。

フォン・マイザー

超人部隊MSGを創設した人物で、東ドイツの「闇の支配者」とも言われる女性。

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第5巻では、反政府組織がMSGの指揮をとる彼女ただ一人を標的に定め、暗殺者「違う顔」による襲撃計画が動き出す。

反政府組織〈フライハイト〉の人物

ユキロウ・フジサキ(ゆきろう・ふじさき)

アナベルと並ぶ物語の中心人物。東ベルリンで古本屋を営む日系人の青年で、アナベルの想い人。

柔らかな物腰の青年として、アナベルとの穏やかな時間を過ごしている。

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その正体は、反政府組織フライハイトのリーダー「フレンダー」。構成員からは強く信奉されている。

アナベルを組織に引き入れようとしていたが、彼女の育ての親を巻き込んだことで恨まれ、彼女の排除も考え始める。それでも、アナベルに惹かれる気持ちは消えていない。

エミリア

フライハイトの女性構成員。5歳の息子がいる。情報部隊を指揮し、作戦の伝達や爆破計画の実行を担う。

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ユキロウがアナベルに情を移していくことを心配している。

ノアゾン

フライハイトの中年の男性構成員。作戦の立案を担当し、ユキロウの指示に合わせて部隊を選んで指示を出す。時間に厳しく、几帳面な性格。

そのほかの人物

アルベルト・コンラート(あるべると・こんらーと)

東ドイツの政権与党・ドイツ社会主義統一党の初老の政治家。

弱い立場の相手には横柄だが、相手が優位に立つと縮こまってしまう。軍人嫌いで、軍による警護も断っている。

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反政府組織に拉致される。

出典:講談社の単行本紹介文(全巻リストから各巻のページへ)、マンガペディア「東独にいた」(最終確認日:)

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